小骨通信 2001/10

2001/10/02

骨太です。いろんな方からご意見いただいて、ほんとうに勉強になるばかり。
またひとつメールを紹介させていただきますが、アムネスティという、世界
から人権侵害をなくするという運動に携わっている方です。その活動を通じて
の視点は、このように改めて知らされないと忘れがちだなあと反省。

アムネスティについては私もほんの最近知ったばかりですが、こういった困難
な活動をする人たちがたくさんいらっしゃるということは、本当に素晴らしく、
人間本来は善であることを感じずにはいられません。
http://www.amnesty.or.jp/
http://www.incl.ne.jp/ktrs/ai21g/ai21idex.htm

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 今回のアメリカの「同時多発攻撃」は衝撃的であり、また様々なことをあらた
めて考え直すきっかけでもありました。まず「テロ」という言葉です。あまりに
大雑把であいまいです。(イスラエル軍のパレスチナ人襲撃はテロとどう違う?)

 アムネスティのニューズレターには、いつでも多くの人々が「暴力」にさらさ
れ、命を奪われていることが載っています。アフリカでは飢餓や内戦で「貧困」
と「暴力」が絶えません。そういう地域の人々は、<世界>に何を期待している
のでしょうか・・・・深い絶望、なのかもしれません。
 報復の武力行使は、こうした地域の紛争を一気に刺激し激化させるような気が
してなりません。子供でも扱える小型武器(ほとんどが国連常任理事国産!)は
たっぷり供給されています。

 NYの犠牲者への大規模なチャリティ、何億と集まる募金。寄せられる様々な
追悼の言葉。その一方で、だれにも追悼されることなく死んでいく人々。

 「米国の事件に関して犠牲者の・・・」という書き出しだけで、アラブ圏の人
の中には反発を覚える人もいると言われました。そう言いたくなる気持もわから
んことはないです・・・これまで<世界>は耳を傾けてきたのか?
 しかし、今回のアメリカ政府の戦争を止めさせることができるのも、アメリカ
の国民なのです。

 ”自分たちが戦争に巻きこまれるかもしれない”だけではすまない世界にぼく
たちは生きていることにあらためて気がつくのでした。(「従って日本も軍備を
強化しなければならない」と尻馬にのるとどうなるかは、歴史の教訓を省みれば
想像のつくところです)

「ひとことでは言い表しがたい今の複雑な心境」です。
ただ、武力報復は暴力の拡大をうむだけだから、やめてくれ!と願うばかり。
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2001/10/05

骨太です。毎度ながらShort Noticeですみません。
金沢近郊以外の方はあまり関係ないですけど、
明日土曜の午後に、2つの平和パレードがあります。
私も夕方5時〜6時半ごろ参加の予定です。
(前後予定あって準備・片付けできなくてごめんなさい)

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「祈りの夕べ 〜 ピースウォーク」へのお誘い(再改定版)
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  世界のすべての武力紛争による犠牲者への追悼と、
    あらたな戦争が起こされないことを願って
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「[今105階にいて、もう逃げられないみたい。
最後に、I LOVE YOU を・・]
妻が留守番電話にこのメッセージを残していたとき、
私は家にいたのに電話に気がつかずに・・・」
と頭をかかえるNYの男性、悲しいエピソードに胸がえぐられるようでした。


’報復’のターゲットとして
市民が巻き添えになる可能性が言われているアフガニスタンでは
22年間も戦火が絶えず、幼児死亡率は15% 。
名前も知られずに亡くなっていくこの子たちのエピソードは、
語られることもない、世界が追悼してくれることもない?


イスラム系のゲリラ軍が活発な地域で
元ゲリラ兵だった子どもたちが
「ゲリラに入れば、武器がもらえて、自分の身が守れると思った」
と話していました。それまでの暮らしぶりを聞けば
「テロ壊滅」の勇ましい掛け声との間に混乱を感じずにはいられません。

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今の状況に深い悲しみを感じている人達はたくさんいらっしゃるようです。
大事なことは、その思いをばらばらにせずにつながっていることだと思い、
集まりを呼びかけることにしました。

*この集まりは、どんな命であれ暴力で失われることの悲しみと、
 平和を守りたいという希望の思いを共有し、あらわすものです。

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●10月6日(土)
     4時半準備開始
     5時半・・挨拶・・黙とうの後 ウォーク開始
     6時半・・中央公園 時計下集合「祈り」・・
          歌・感想・次の話し合い

●金沢市役所前集合。その後 香林坊近辺をウォーク・中央公園前で
          一言メッセージなどの予定(変更あり)
●持ち物・・・ペンライト・メッセージを書いたボード、ギターや歌、など
      平和を願うあなたの気持ちを表すものを。
●このピースウォークの参加者に黄色のリボンをお渡しします。

主催:<祈りのゆうべ・・・ピースウォーク世話人会>
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呼びかけ人   前田和夫 kazuo@po.incl.ne.jp,  Tel+FAX 076-280-5610
             帯刀裕之 taitou@aqua.ocn.ne.jp
             小原美由紀  Tel+Fax 076-240-0413
             葛葉むつみ kuzuha@po2.nsknet.or.jp

賛同人 皆巳幸也/山本敏郎/水野スウ/辻村英之/東しげの/福田恵美/
    中崎春江/村上りんこ/柳本祐加子/野間成之/金森俊朗/
    赤嶺文彦/赤嶺セーラ/小浦隆造/山本久司
    【順不同 2001.10.03】
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===ご注意===
★今回のピースウォークは、個人でご参加ください。
 *団体名の入った横断幕・大きなプラカードなどを持っての参加はご遠慮願い
  ます。
★様々な思いの人々が参加します。趣旨をご理解いただいたうえでお互いの違い
を相互に理解し合うようご協力ください。
★今回のピースウォークは、車道を歩きます。参加者の安全のためスタッフの指
示に沿って歩いてください。

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オール石川地球村では、「祈りの夕べ 〜 ピースウォーク」に先立って、「ビラまき
ピースウォーク」を計画しました。中央公園に集まって、百万石通り付近でビラまき
ましょう。
市民の皆さんに「武力報復ではなく平和解決を」訴え、ブッシュ大統領や小泉首相に
お手紙やEメールを送る「ピースメールキャンペーン」を行いましょう!また、平和
への願いを込めて黄色いハンカチや黄色いリボンをつける「黄色いハンカチキャン
ペーン」を行いましょう!
平和への祈りと願いを持っておられるならどなたでも、参加してください。あなたの
お友達にも声を掛けてください。
加賀からも小松からも、松任からも参加してね!

オール石川「地球村」びらまき&ピースウォーク

日  時 10月6日(土)15:30集合〜16:00出発〜17:00中央公園
へ戻る(合流)
集合場所 中央公園内(アースパレード出発地点へお集まりください)
コ ース 中央公園〜香林坊〜尾山町〜南町〜下堤町〜中央公園(変更あり)
持 ち物 チラシ、横断幕、プラカード、各自のメッセージボード、黄色いハンカ
チ、イマジンの曲他
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2001/10/09

骨太です。先日お知らせしたピースウォークへは120人
ほどの参加でした。そのすぐ後に戦争始まっちゃいまし
たけど、そんなことして何の意味があるんだ?と言う人
もあったけど、平和への純粋な想いであれだけの人が集
まったということが、すごい感動です。日ごろどっぷり
と漬かってるの屁理屈の世界から、ひととき引き上げて
もらって、目の奥を洗ってもらったような、そんな感じ
がしました。
翌朝の新聞記事を載せましたのでご覧ください。
http://www.spacelan.ne.jp/~hone/peace/peacewalk.jpg
(私も隅っこに写ってました)

今年も「第9回オルタナティブスクール・スペース
スタッフ交流会」が兵庫県高砂市で行われます。私がは
じめて参加したのはたしか第5回だったと思いますが、
私がこういう道に進むきっかけとなった会です。

全国からいわゆる「学校」というものを超えた学び場を
提供する人たちが100人くらい集うこの会は、熱く、
それでいておだやかな、これまた不思議な場ですね。
(比較するわけではないけど、学校教員の研究集会とは
全然違う・・・)

今回はあの米国サドベリーバレースクール創立メンバーの
一人も参加しているということなので、楽しみにしていま
す。10月19日14:00〜21日12:00です。興味あるかたいらっ
しゃったら詳細お知らせします。一緒に行きましょう。
申込締切は13日だそうです。
ちなみにフル参加で宿泊込み食事別で大人7000円程度。



2001/10/10

骨太です。
昨日の小骨通信、送信時にエラーが出たので届いていない方
いらしゃるかもしれません。その方はお手数ですが
お知らせいただくか、下のページをご覧ください。
http://www.spacelan.ne.jp/~hone/kobone/kobone.htm

それで、昨日お知らせした「第9回 オルタナティブ
スクール・スペース スタッフ交流会」について、何件かお問い
合わせあったのですが、ウェブで案内したものがないので、
案内書の画像を私のサイトに置きました。
http://www.spacelan.ne.jp/~hone/takasago/koryukai.htm

こちらを参考にしてください。
そのほか、何か聞きたいことがありましたら
遠慮なくメールででも電話ででも。



2001/10/16

骨太です。
先日のピースウォークから引き続き、10月いっぱいの毎週木曜日に
ピーススタンディングが行われています。(↓中日新聞記事)
http://www.spacelan.ne.jp/~hone/peace/standing.jpg
あと、10/18と10/25の2回ですが、お近くの方はどうぞ。
香林坊アトリオ前広場に19:00から30分程度。

NGO「ペシャワール会」の中村哲医師というかた、最近
テレビでよくお見かけする人だと思いますが、「孤立のアフガン」
と題した講演の要旨が転送されてきて読みましたら、とても勉強に
なりましたので皆様にもご紹介する次第です。
http://www.spacelan.ne.jp/~hone/peace/peace.htm

やはり世界は何をしようとしているのか、どこに向かっているのか
本当にわかりません。特に<17 「教育の貧困」について>
は商売柄、とても興味あるところです。
-------
アフガンの農村においては、イスラム教の指導者(村の長老がなる)
が寺子屋を開いて、子どもたちに字の読み書きを教え・・・(中略)
・・・それがこの国の農村における教育です。よく国連のユニセフ
あたりがこのような状況を見て「なんたる教育の貧困」を嘆き、学
校を建設し、教育を施そうとします。しかし・・・(中略)・・・
子どもたちに先進国なみの教育を施したら、 学校を卒業した途端に
村を捨て都会へ流れるでしょう。(後略)
-------
地球村の高木善之さんも、同じようなことをおっしゃってます。
欧米の教育を施す学校建設が、モノやカネを崇拝する価値観を押し
付け、自然と共存、循環している生活を狂わせ、環境や平和を破壊
していく。

子どもの頃歴史の勉強してて、昔から比べたらずいぶん便利になった
から進歩したんだなあと感心していたものですが、これは歴史を勉強
したことにはなってなかったですね。これからやり直し。



2001/10/22

骨太です。

おともだちの日木流奈(ひきるな)くんが家族で富山県高岡市
にやってきます。(詳細は文末に)
流奈くんって人は、横浜に住む11歳の脳障害の男の子です。
ドーマン法というリハビリによって、文字盤で表現ができる
ようになり、多くの人を笑いと感動の渦に巻き込んでしまう
恐ろしい才能の持ち主。著書も多数。彼のホームページも
ご覧ください。
http://www2.odn.ne.jp/luna/

「すごい子に会った」と知人が興奮して電話してきてすぐ、
私も本屋で彼の著書を求めて読んだのが「はじめてのことば」。
感動して興奮して、そして会いにいってすごくって。
何言ってるんだろオレ?彼の言葉を伝えたほうが早いので
その本の「はじめに−」を転載します。わたし、いろんな
とこで紹介してて、しつこいですが、もしまだの方いらっ
しゃったらちょっと長いけど、お時間見つけて読んでください。

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こんにちは。私は脳障害児の流奈と言います。

皆様の中には脳障害についてあまり詳しくない方がほとんどだと思います。ほとんど
の場合、脳障害児というものは知的障害を持つことが多いとされています。自分で表
現手段を持ち、それを理解しようとする人が周りにいない限り、私たちはただの愛玩
物になりかねないのです。へたをすれば無視され、または罵倒され、私たちが何も感
じていないと思い込んでいる人にも出会います。

意識というものでしたら、私は学習する前からしっかりと持っていました。てんかん
の発作や、呼吸が苦しくてすぐに病気になっていた時でさえ、私には意識や感情とい
うものがあったのです。それはすでに母のおなかにいた時に起こっていました。私の
記憶はしっかりとしていますので、覚えておくことはとても容易でした。

皆様は私が特別な子だとお思いになるかもしれません、いろいろな意味で。私はしゃ
べることも動くこともままならない子供ですので、こうして意志の疎通ができません
でしたら知的障害児と思われるところでしょう。事実、私は精神薄弱の一番重度の手
帳を持っています。そう判定されているのです。

人はあまりに見た目にだまされやすく、その本質を知ろうとしません。子供が考えて
いることがわからないという言葉をよく聞きますが、私などその最たるものでしょ
う。このように文章を書かなければ。赤ちゃんの時でさえ、子供はすべてを理解し、
すべてを感じていると思っていただければうれしいです。

環境さえ整っていれば子供は何でも学べるのです。私は身をもって知っています。私
の場合は、その環境は、まず呼吸を良くし、発作を減らし、意識をはっきりさせるこ
とでした。それは運動や呼吸関係のリハビリで良くなっていきました。

そして何事も入れなければ出ませんので、私は事実の知識を入れられました。毎日必
ず新しいものがそれには含まれていました。そしてとても短い時間を何度も繰り返し
やるのです。一日の大半は運動プログラムをしていますので、私の大好きな知性面の
プログラムは全部足しても一時間にも満たないほどでした。それでも私は学ぶことが
一番大好きです、今でも。

そして環境の最たるものは、私は決して試されなかったということです。つまりテス
トがないのです。テストの話を同じ年の友人に聞いて、私はとても耐えられないと思
いました。世の中の健常児たちはなんて我慢強いのだろうと、本当に深く感激もしま
した。私でしたらそんなところには一秒だっていたくありません。私は、私が知りた
いことを学び、知った喜びは知っていますが、評価されて人に判断される苦しみは持
ちあわせていないのです。私が受けている教育では、私が迷ったり忘れたりしたら、
事実を示されるだけで、私はそれを改めて覚えるだけです。愛と熱意とが私には一心
に降り注がれ、私は常に満足しています。苦しい運動プログラムでさえ、できるよう
になった喜びを私はすでに体験していますので、やめたくはないのです。私は常に成
功者であり、きのうの自分よりきょう、きょうの自分より明日の自分が優秀であれば
いいのです。だれかよりでは決してありません。

どうか子供を信じてください。かつての皆様もそうであったように、子供は知りたい
のです、すべてを。テストされたいのではありません。絶対的価値は他人と比べては
ならないのです。私は世間的には大変な境遇なのかもしれません。けれど私の心は萎
えず、幸せに生きることが許されています。
どうぞすばらしい未来を子供たちに渡してください。私たちが大人になった時に、私
たちの子供に胸を張って渡せる“心”という未来を。

私はまだ八歳ですが、私を示すことにより、私が特別なのではなく、すべての子が
皆、可能性を持っていると示したいと思ってきました。このような場を設けてくだ
さって深く感謝します。

ありがとうございました。 日木流奈

  「はじめてのことば」大和出版
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私は何回読み直しても泣けます。感動で。自分が子どもに対して
接している態度を思い出すと、恥ずかしいというか情けないというか。
家庭や教育の場で子どもたちに行われていることを見ると、
とても勿体ないというかかわいそうというか。
それを改善すべく、自分はまだまだすべきことがあるなあ。

「ルナんち交流会in高岡」
 日時 11月25日(日)13:00〜
 場所 おとぎの森館 フラワールーム
 参加費 1000円+カンパ 郵便振替 記号:13240 番号:6397431
        名前:チアリーダーズ 中村京子
 連絡先 中村京子 0766-63-5886 090-3294-3682 

場所の地図は↓ 
http://www.do-map.net/emmctl.htm?ENC=oTec%2BTd%2BhxZWKpsg2J97ac4W6OjEhYw1MNv
aFdVGr1kCZoLfEl1jmDqMahsdBcslNaqFAZxINs%2FLnO8TznfoyrQaiCEf2Ani3i1S3Zg3Vp5gA
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ktJIGafA8YC2AFzcM1CwmodN42Hgq0D%2B1OjibRk7ybDw03cg3qy2%2BlXg%2Bw%3D

他でもあるようですので、お近くの会場へぜひ!
11月23日(金・祭)大垣
11月22日(木) 神戸
11月21日(水) 尼崎
http://www2.odn.ne.jp/luna/Candra/Candra.html
(詳しくは↑)



2001/10/22

骨太です。
前回のルナ君の文章に感じるところあった人が何人か、その
気持ちをメールで伝えてくださいました。正しいとかそうで
ないとかでなくって、同じ感覚を共有できるってのはとっても
うれしいことです。

金沢周辺の人への情報です。私は残念ながら参加できませんが、
興味ある方はぜひどうぞ。
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アムネスティ・スピーキングツァー金沢講演会、
  いよいよ来週水曜となりました。
ペルーからのゲストのお話を直接聞くことのできる貴重な機会です。
 どうぞお聞き逃しなく!

 # 拷問や超法規的処刑がなぜ繰り返されてきたのだろう? #
 ## フジモリさんはペルーで何をやってきたのだろう? ##

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講演会
タイトル:「ペルー:ロハスさんの家族に起こったこと
     人権侵害の連鎖を絶つために 国境を越えて人権を考える」
日 時:2001年10月31日(水)午後7時開始
会 場:石川県女性センター(金沢市三社町)コンベンション室
参加費:500円(資料代)
主 催:アムネスティ・インターナショナル金沢グループ
対 象:関心のある方ならどなたでも

講演者:ペルーから、
   ロサ・ロハス・ボルダさん(人権侵害被害者の遺族)
   グロリア・カノさん(ペルー人権協会・弁護士)
   (スペイン語から日本語への通訳つき)

※この講演会は、(社)アムネスティ・インターナショナル日本が企画し、全国
各地で行われる『拷問廃止のためのスピーキングツアー』の一環として、金沢で
行われるものです。

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 ロハスさんは、1991年にリマ市内で起こったペルーの軍特殊部隊による市民の
虐殺事件で夫と子供を失いました。
 ペルーでは反政府武装組織の壊滅を目指す政府の武装部隊による市民への拷問
や失踪、超法規的処刑が引き起こされてきました。しかし責任者が処罰されるこ
ともなく、また責任を問われても免責されることで、こうした政府による人権侵
害が繰り返されてきたということがあります。
 昨年、突然来日して大統領を罷免されたフジモリ氏も、これらの事件を知って
いたとして責任を問われています。 ロハスさんの家族が巻きこまれた「バリオ
スアルトス事件」に関してもフジモリ氏は起訴されています。

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【金沢講演会についての問い合わせ・連絡先】
アムネスティ・インターナショナル金沢グループ
 運営担当:前田和夫 kazuo@po.incl.ne.jp
 金沢市窪7-330-2 Tel+Fax 076-280-5610

  【スピーキング・ツァー全体企画についての問い合わせ】
  (社)アムネスティ・インターナショナル日本 東京事務所
   Tel 03-3203-1050  Fax 03-3232-6775
    担当:古谷(ふるや)職員

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※当日ご参加を予定されている方、お手伝いして頂ける方、
 ご連絡いただけると幸いです。





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