Subject: 小骨通信 あけましておめでとうございます。 Date: Wed, 01 Jan 2003 11:51:32 +0900 南手骨太と親しくしていただいているみなさま、あけましておめでとう ございます。ご縁がありまして、こうやって新年の挨拶ができることに 感謝しています。 昨年は4番目の子どもが誕生し、ずいぶんのんびりした時を過ごしまし た。今年はいろいろ動いてみようかと考えています。 新年早々長男陸からの質問。「鼻に骨ってある?ワールドカップのサッ カーでマスクしてた人、鼻が折れたって言ってたけど、ガイコツの絵で は穴があいているだけなのよ」 確かに・・・どなたか回答いただければうれしいです。 もうひとつ年越しの問題。ホームスクーラーはるき君(小5の年齢)か らの質問です。 「のぼりのエスカレータ、A君が歩きながらあがったら、次の階まで行 くのに18段のぼりました。B君がA君の2倍の速さで歩いたら27段のぼり ました。このエスカレータ、止まっていたら何段あるでしょうか」 方程式を使えば解けたんですが、使わずに説明する方法まだ見つかって いません。どなたかお力を・・・ それでは今年もよろしくお願いいたします。 2003年元旦 南手骨太・とも・陸・深・ちなみ・歓
Subject: 小骨通信 新年の問題(答え) Date: Wed, 15 Jan 2003 09:53:44 +0900 今流行っているインフルエンザ、ずいぶん強いようで、我が家も一週間 寝込んでようやく直りかけです。絶食もしたし、体中の毒素がたくさん 出たみたいで、外に出ると、これまでよりもお日様や風が気持ちよく感 じられます。たまにはこうやって体の掃除もいいのかも。 さて、新年のふたつの問題、みなさまのおかげですっきり解決しました。 鼻の骨は、頭蓋骨の鼻の穴の上に軟骨が乗っていて、それが折れたりす るそうです。ガイコツにすると軟骨はなくなってしまうので、穴だけが 残るということです。 それから、エスカレータの問題も実に十ほどの解答をいただきました。 みんなすごいなあ。そんなかで、これなら小学生にもわかりやすい、と いうのがありましたのでここで紹介します。 ------------- 例えば、二人とも1階分だけじゃなくって、次の階までどんどん続けて 登っていくとすると、 遅い人が18段登って1階分行ったとき、早い人は倍の36段登ってい る。早い人は27段で1階分だから、36段目は2フロア目の3分の1 の場所にいることになる。 そのまま二人とも登り続けると、遅い人が18X2=36段、2フロア 分登ると、早い人は72段目だから2フロア終わって3フロア目の3分 の2の場所。これをもう1回続けると、遅い人は18X3=54段登っ て3階分のところにいて、早い人は倍の108段登って4階分にちょう ど着く。 遅い人と早い人の登った合計の差の108−54=54段分が1フロア 分の差。 ------------- いかがでしたか。私には感動ものでした。なんかすっきりした!
Subject: 小骨通信 実は自分を育てたいのよ Date: Fri, 31 Jan 2003 00:42:05 +0900 先日、東京で2泊3日のNPOの国際会議があり、出席してきました。内閣 府主催で、アメリカ、イギリス、デンマークから約40人、日本国内から 約50人が集まり、NPOの抱える諸問題を話し合うというもの。高齢者、 障害者の福祉関係、そして青少年育成に関する3つの分野で活動する人 々が一堂に会するってことでしたが、しょーじき言ってNPOの運営とか 資金調達とか全く興味なく、県の職員の方がどーしても行ってもらえな いかっておっしゃるものだから、断りきれなくて行ってきました。久々 の東京でもありましたし。 プログラムにあった全体会や分科会は、予想通り面白いものではなかっ たんですが、食事時間やフリーの時間にいろんな分野で熱い想いを持っ て活動している人たちと話すのは大変刺激的でした。海外からの参加者 は、会員数が十何万人だとか、そういったもう草の根レベルではない大 きな団体が多くて、あんまり参考にならなかったけど、国内参加者には 世界中にボランティアを送り込んでいる元気のいい若者や、むちゃくちゃ 安ーい給料で老人介護に取り組んでいる若者など、日本もまだまだ捨て たもんじゃないなーと実感した3日間でした。 国内でも公的資金や各種助成金がしっかり回ってくるところもあって、 なかなか政治的にコネクションを持たない小団体は厳しいなあと感じた わけですが、そういってても始まらず、ここで大いに刺激を受けたわた くしは、新たなNPOを作ろうと決意した次第。自分で本当は何がやりた いんだろうなあと考えていたら、これからの社会を引っ張っていく原動 力となる若者を育てること。そしてそのためにいろんな経験をしてもら うこと。自分が机上で成長してきたのと全く違うやり方で。一番したい のは若者と一緒に世界中を周ること。そうやって次の世代と共に学びた いなあ。こういうのに興味ある方、ぜひお返事メールくださいませ。