小骨通信 2003/03
 Subject: 小骨通信 イラクのこどもたち
    Date: Mon, 10 Mar 2003 04:44:06 +0900

いつもありがとうございます。NPOは、設立総会に13名の出席、そして
会員20名を持ってスタートし、Global Youth Labという名前で石川県に
申請しました。これからも応援よろしくお願いします。また具体的なこ
とはおいおいと。

下の文は、メールで伝わってきたものです。私も言葉になりませんが、
ただお伝えしたいと思ったので、転送します。もうすでに読まれた方に
はごめんなさい。戦争をしたがっている人に届くといいのですけど。。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

藤田です

 ブッシュはついにイラク攻撃に踏み切る動きをあらわにし始めました。
ロシア大使館がバクダットから撤退を始めたと伝えられています。
世界からかけつけ、人間のたてとなろうとする人たちにたいし、ブッシュ
は敵であるので容赦しないと明言しました。

[13歳のシャーロッテ・アルデブロンが、メイン州の平和集会で
 話した内容。]

  アメリカ人がイラクに爆弾を落とすことを考えるとき、頭の中で
 想像するのは軍服を着たサダム・フセインとか、銃をもった黒い口
 ひげの兵隊とか、バグダッドのアルラシード・ホテルの玄関フロア
 に「罪人」と説明つきで描かれた父ブッシュ大統領のモザイク画と
 かでしょう。でも、知っていますか? イラクに住む2400万人
 の人たちのうち半分以上は15歳以下の子どもなんです。1200
 万人の子どもですよ。私と同じような子どもたちです。私はもうす
 ぐ13歳ですけど、もっと大きい子たちや、もっとずっと小さい子
 たちがいて、女の子ではなくて男の子もいるし、髪の毛は赤毛じゃ
 なくて茶色だったりするでしょう。でも、みんな私とちっとも変わ
らない子どもたちです。ですからみなさん、私をよ〜く見てくださ
 い。イラク爆撃のことを考えるときは、頭の中で私のことを思い描
 いてほしいからです。みなさんが戦争で殺すのは私なんです。

  もし運がよければ、私は一瞬で死ぬでしょう。1991年2月1
 6日にバグダッドの防空壕で、アメリカの「スマート」爆弾によっ
 て虐殺された300人の子どもたちのように。防空壕は猛烈な火の
 海になって、その子どもたちやお母さんたちの影が壁に焼きつきま
 した。いまでも石壁から黒い皮膚を剥ぎ取って、お土産にできるそ
 うです。

 けれども、私は運悪くもっとゆっくり死ぬかもしれません。たっ
たいまバグダッドの子ども病院の「死の病棟」にいる、14歳のア
リ・ファイサルのように。湾岸戦争のミサイルに使われた劣化ウラ
 ンのせいで、彼は不治の白血病にかかっています。さもなければ、
 生後18か月のムスタファのように、内臓をサシチョウバエの寄生
 虫に食い荒らされて、苦しい不必要な死を迎えるかもしれません。
 信じられないかもしれませんが、ムスタファはたった25ドル分の
 薬があれば完治するのです。でも、みなさんが押しつけている経済
 制裁のためにその薬がありません。

  さもなければ、私は死なずに何年も生きるかもしれません。サル
 マン・モハメドのように、外からではわからない心理学的打撃を抱
 えて……。彼はいまでも、アメリカが1991年にバグダッドを爆
撃したとき、幼い妹たちと経験した恐怖が忘れられないのです。サ
 ルマンのお父さんは、生きのびるにしても死ぬにしても同じ運命を
 と、家族全員を一つの部屋に寝かせました。サルマンはいまでも、
 空襲のサイレンの悪夢にうなされます。

  さもなければ、3歳のとき湾岸戦争でお父さんをアメリカに殺さ
 れたアリのように、私は孤児(みなしご)になるかもしれません。
 アリは3年のあいだ毎日、お父さんのお墓の土を手でかき分けては、
 こう呼びかけていたそうです。「だいじょうぶだよ、パパ。もうパ
 パをここに入れたやつらはいなくなったから」、と。でも、それは
 ちがったみたいね、アリ。そいつらはまた攻めていくらしいもの。

  さもなければ、私はルエイ・マジェッドのように無事でいられる
 かもしれません。彼にとっては、学校へ行かなくてよくなり、夜い
つまでも起きていられるのが湾岸戦争でした。でも、教育を受けそ
 こなったルエイは、いま路上で新聞を売るその日暮らしの身の上で
 す。

  みなさんの子どもや姪や甥が、こんな目にあうのを想像してみて
 ください。体が痛くて泣き叫ぶ息子に、何も楽になることをしてれ
 ない自分を想像してみてください。崩れた建物の瓦礫の下から娘が
 助けを求めて叫ぶのに、手がとどかない自分を想像してみてくださ
 い。子どもたちの目の前で死んでしまい、そのあと彼らがお腹をす
 かせ、独りぼっちで路上をさまようのを、あの世から見守るしかな
 い自分を想像してみてください。

  これは冒険映画や空想物語やビデオゲームじゃありません。イラ
 クの子どもたちの現実です。最近、国際的な研究グループがイラク
 へ出かけ、近づく戦争の可能性によってイラクの子どもたちがどん
 な影響を受けているかを調べました。話を聞いた子どもたちの半分
 は、もうこれ以上生きている意味がないと答えました。ほんとに小
 さな子たちでも戦争のことを知っていて、不安がっているそうです。
 5歳のアセムは戦争について、「鉄砲と爆弾で空が冷たくなったり
 熱くなったりして、ぼくたちものすごく焼け焦げちゃうんだ」と語
 りました。10歳のアエサルは、ブッシュ大統領にこう伝えてほし
 いと言いました。「イラクの子どもが大勢死にます。あなたはそれ
 をテレビで見て後悔するでしょう。」

 小学校のとき、友だちとの問題は叩いたり悪口を言い合ったりす
 るのではなく、相手の身になって話し合うことで解決しましょうと
 教わりました。相手の行動によって自分がどう感じるかをその子に
 理解してもらうことで、その行動をやめさせるというやり方です。
 ここで、みなさんにも同じことをお願いします。ただし、この場合
 の“相手”とは、いま何かひどいことが起ころうとしているのを待
 つしかないイラクの子どもたち全部です。ものごとを決められない
のに、結果はすべてかぶらなければならない世界中の子どもたちで
 す。声が小さすぎたり遠すぎたりして、耳をかしてもらえない人た
 ちのことです。

  そういう“相手”の身になれば、もう一日生きられるかどうかわ
 からないのは恐ろしいことです。

  ほかの人たちが自分を殺したり、傷つけたり、自分の未来を奪っ
 たりしたがったら、腹が立つものです。

 ママとパパが明日もいてくれることだけが望みだなんて、悲しい
 です。

 そして最後に、自分がどんな悪いことをしたのかも知らないので、
 何がなんだかわかりません。

[シャーロッテ・アルデブロンは、メイン州のプレスクアイルでカ
 ニングハム中学校に通う13歳。彼女への感想は、お母さんのジリ
 アン・アルデブロンまで。aldebron@ainop.com ]

 (翻訳:星川 淳)
記事原文→ http://www.wiretapmag.org/story.html?StoryID=15291

 Subject: 小骨通信 ホームスクール・フェスタのお知らせ
    Date: Fri, 14 Mar 2003 03:43:44 +0900

ホームスクールに関心のある方へお知らせです。下記のイベントが東京
であります。最近フリースクールやホームスクール、チャータースクー
ルなどに関したイベントが時々聞かれるようになってきて、うれしいか
ぎりです。ひとりでも多くの子どもたちが自分に一番あった成長の場を
見つけられるよう、心より祈っています。



ついに、日本でもホームスクールが普及する時代に!
あなたも『ホームスクール・フェスタ in JAPAN 』に参加してみませんか!!

=======いよいよ開催!===今週末に迫りました!!======

■2003-3-15■ 開催テーマ:家庭の教育力を考える!!
        家庭と地域の教育力とは何か、
              ホームスクールで生まれる成果とは何か、
                     日本で台頭する親教師の実態は


≪ホームスクール未経験者、初心者の悩み≫

●ホームスクールって親の教育責任?

●ホームスクールって認められるの?

●認められるとしたらどこが認めるの?

●毎日ランチをつくらなきゃいけないの?

●子どもが家にいられたら実のところ困る

●変な家族と思われないでしょうか?

●世界的にホームスクールは優勢なの?

●子どもに合った教材をどう見つけるの?

●好きなことばかり学習して学力が偏るのでは?

●ホームスクールって優秀な親子でないとつとまらない?

●夫婦間、嫁姑のあいだで意見が分かれる

●ホームスクールで天才児が育つってほんと?

●障害を持つ子のホームスクールって一体どうするの?


 世界的に、不登校問題の最終解決手段、子どもたちの特別な学習ニーズに
応える手段といわれるホームスクール。日本のホームスクーリング運動を支えて
きた日本ホームスクール支援協会が開催するホームスクール・フェスタ。
だれしもが必ずぶつかる不安。未経験者も感じる疑問。
3月15日どうぞ日本科学未来館におこしください。
“家庭の教育力”この普遍のテーマが、あなたにとってのもっと身近なテーマに
なるかもしれません。


==★注目プログラム その1★===================
基調講演:『ホームスタディ制度が目指すもの』
       −数々の教育改革で全国的に注目の志木市(埼玉県)穂坂市長

==★注目プログラム その2★===================
父親からのホームスクール体験報告:「我が家の場合の“家庭の教育力”」

○亀山さん(東京都)・・・ごく自然にホームスクールを始め,現在も自然
             体で実践中。
○渡辺さん(新潟県)・・・お子さんはいじめなどの理由で学校に行けなく
             なったが,ホームスクールに切り換えてから,
             元気を取り戻していった。
              しかし,学校や地域の理解が得られず,厳し
             い対応に苦労しながら奮闘中。
○佐々木さん(埼玉県)・・ジャーナリストとして,ビジネスや教育関係の
             執筆活動にいそしみながら,お子さんのホーム
             スクールにも積極的に関わろうと努めている。
              理想と現実のギャップを感じながらも,ホーム
             スクールでしか得られない益に気付いている。

==★注目プログラム その3★===================
テーマトーク:「学校に行かないで,社会性は育つの」
 不登校のお子さんやホームスクーラーがよく聞かれるこの質問について,
専門家やホームスクーラーやゲスト,そして聴衆の皆さんと話し合います。
 そもそも社会性って何? 集団行動ができること・・・? 協調性・・・?
我慢をすること・・・?  これからの世の中の「社会性って何?」
皆さんはどう考えますか?

パネラー
○秦 明夫(当協会副理事長、埼玉工業大学教授)
○藤本トモエ(トモエそろばん代表取締役)
○佐々木宏(ジャーナリスト、ホームスクール実践者)
※当日、パネラー変更になる場合もあります。ご容赦ください。

==★注目プログラム その4★===================
┏━━━━ホームスクール親子必見です! ━━━━━━━━━━━━━━┓
 ★┃★┃子┃ど┃も┃た┃ち┃の┃作┃品┃が┃大┃集┃合┃!┃★┃★┃
 ━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛
会場に子どもたちの作品が大集合します!

==★注目プログラム その5★===================
アニメ制作と科学実験:「見つけて!伝えて!ワークショップ」
                   by学習環境デザイン工房
 段ボールで空気砲を作ったり,静電気で遊んだり,パタパタアニメを
制作したりします。(参加無料)

−−その他−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 情報やアドバイスを得るための無料相談コーナー

ぜひご参加ください★★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○会場・・・ 日本科学未来館 7階 会議室2・会議室3   
       東京都江東区青海2−41 ※駐車場あります
○日付・・・ 2003年 3月15日(土)
開催テーマ:家庭の教育力を考える!! 
午前10:15〜基調講演:『ホームスタディ制度が目指すもの』
                        −穂坂邦夫(埼玉県志木市長)
午前11:15〜ホームスクーラーからの体験発表
                    「我が家の場合の“家庭の教育力”」
午後  1:30〜 「学校に行かないで,社会性は育つの」
         ホームスクーラーと有識者による大討論会
子どもたちのためのアニメ制作と科学実験のワークショップ
子どもたちの学習成果展示コーナー、無料相談コーナー
○費用・・・ 会員 高校生以上: 800円 小・中学生:100円 
        一般 高校生以上:1500円 小・中学生:200円  
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
主催:NPO 日本ホームスクール支援協会
協力:NPO 学習環境デザイン工房
   ホームシューレ(NPO 東京シューレ)
   NPO ライフカウンセリングサービス
協賛:アットマーク・インターハイスクール
   eis(教育研究会しが)
後援:構想日本
   NPO 21世紀教育研究所
      NPO日本型チャータースクール推進センター
   NPOみんなの市川教育フォーラム
   NPOキーパーソン21

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
■ホームスクール・フェスタについて 
 このイベントを通して、ホームスクールという選択がいかに子どもたち
を育てているかを示すと共に、本来の教育や親子のあり方を考える機会を
提供できれば嬉しく思います。
 ホームスクール実践者や興味がある方だけでなく、どなたでも参加して
いただけます。不登校で悩む親御さんに、学習障害で悩む親御さんに家庭
での教育の価値や教育の可能性はいろいろあるという情報が少しでも入る
ことで、何かのお役に立てたらと願っています。

■JR東日本管内にお住まいの方にうれしいお知らせ
JR東日本が3月15、16日に管内全線の新幹線、特急、急行、
普通列車が乗り放題になる「JR東日本パス」を発売しています。
一日中乗りまくって8,000円は安い!
◆利用可能日/2003年 3月15日(土)、16日(日)
◆ 発売額
<1日用> おとな  8,000円/中高生 3,000円/こども 1,500円
<2日用> おとな 12,000円/中高生 4,000円/こども 2,000円
◆きっぷのお求めは・・・
JR東日本のみどりの窓口・びゅうプラザおよび主な旅行会社へ!

—参加申込先と申込方法—
㈰下記ホームページから,お申し込みください。
  http://www.homeschool.ne.jp/event/festaentry.html
㈪氏名・同行参加人数・住所・電話番号をご記入の上、下記事務局宛に
FAX・Eメール・郵送のいずれかの方法でお申し込みできます。

—この件に関するお問い合わせ先—
○日本ホームスクール支援協会事務局           
〒150-0013  東京都渋谷区恵比寿1-11-3 佐藤実業恵比寿ビル3階
Tel:03-3446-2541      Fax:03-5423-2813   
E-mail:info@homeschool.ne.jp 
http://www.homeschool.ne.jp/
○広報・事務局長:宮崎 俊之 E-mail:miyazaki@homeschool.ne.jp

 Subject: 小骨通信 3月30日ピースウォーク
    Date: Thu, 27 Mar 2003 17:15:47 +0900

また直前になってからのお知らせでごめんなさい!もう聞いている方も
多いと思いますが、ピースウォークのお知らせです。私はその日金沢に
いないので参加できませんが、この戦争を何とかしたいと想っていらっ
しゃる人は集まってみてはいかがでしょうか。



私たちに今1番必要なのは
あきらめないこと。
想像力を持つこと。
どんなに小さくても、自分なりの一歩を踏み出すこと。
それがきっと、明日につながるから。
「わたしたちの危機」は
きっとこれが最後でも、唯一でもないのだから。

歌いっぱいのウォークにしたいです。
初めての方、子どもたちも大歓迎。



♪~-----------転送歓迎-------------*--★"  


劣化ウラン弾が降り注いだ
イラクの人たちの痛みが
私たちにはわかるはず
だって 私たちは ヒロシマのある国に
住んでいるのだから

イラク攻撃は始まってしまったけれど
あきらめないで 黙っていないで
ひとりぼっちで絶望しないで

それぞれの願いや祈り
それに歌も楽器も花も 持ちよって
平和の種をまくために 集まってください
そして一緒に歩きましょう
静かな力を 見える力にするために


♪~---*--★"---*--♪~---*--★"---*--♪~---*--★"---*--♪  

     平和の種をまく 明日へのピースウォ—ク 
 
    3月30日(日)  午後3時
      中央公園時計台下 集合 (香林坊アトリオ横)

♪~---*--★"---*--♪~---*--★"---*--♪~---*--★"---*--♪  
 

♪ 呼びかけ人
  水野スウ・小原美由紀・梶信行・葛葉むつみ

♪ 連絡先tel 090-1391-0305  /  076-288-6092 
       happykoara3@yahoo.co.jp   

♪ コース 
  中央公園−香林坊バス停前−片町−竪町−中央公園
  (プラカード準備やスピーチ、歌の練習のあと、
   ウォークをはじめます。)  

♪ お願い 
  ・ひとりひとり、個人の思いを持ちよります。プラカードなど
   に団体名の入ったものはどうかご遠慮ください。
  ・鳴り物・花束・風船・しゃぼん玉・変装グッズetc.大歓迎 
  ・当日、カンパのご協力をお願いいたします。

 
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| 同じ想いの方は、この日にウォークがあることを、 |
|  まわりの方たちにも どうぞお知らせを。          |           
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