ナンテコッタ 相談室だより 其の四

平成12年9月26日

〜からまったひもをほどくヒント〜  

休み時間に相談室に来るのは圧倒的に女の子が多いです。わたしから女の子を寄せつけるフェロモン(男の子を寄せつけないガス?)が出ているのか、それとも悩み多き乙女心がゆえなのかは定かではありませんが。けれども女の子が相談してくる内容に、クラスの男子がいじわるしてきていやだという訴えが割合として多くを占めています。「バイ菌扱い」「ちょっかい」「シカト(無視)」が主な被害。「どうしたらいいでしょうか」の問いに窮するも、まずその対策よりも、何でそうなるのかを考えてみようよと提案しました。

まずそれらの迷惑行為は、何の建設性もない幼稚なものであること。そして肉体的にも精神的にも、この年代では女性の方が成長が早いこと。また男同士、女同士であってもオトナなのもいればオコチャマなのもいること。

お恥ずかしながら、このわたくしめも小学生の頃は同学年の中でも大変幼稚なガキでした。たぶん一番最後までスカートめくりをやっていた部類ではないでしょうか。相談に来た彼女らの訴えを聞いて、まるで自分に言われているようで、穴があったら入りたい気分。西南部小で当時のわたしをよく知る先生がいらっしゃらないことが、何よりも救いです。

ともかくそのクラスのいじっかしい男子は、昔の骨太と同じガキなのよ。もう少し成長するよう、オトナの女として見守ってやってもらえないだろうか、とお頼みすると、本当に合点が行った様子で、ニコニコと教室に戻っていきました。

これって心の持ちようという説明もつきますし、詭弁とも取れるかもしれませんが、やはり問題の根本はどうなのか(この場合、何が男子をそうさせたのか?)を見つめることと、大人と子どもの間に妙な立場の段差をなくしてコミュニケーションをとることで、物事うまい風に流れていくもんかな、とこちらも勉強になった相談コーナーでした。

半年という本当に短い間でしたが、南手骨太をご利用いただきまことにありがとうございました。なにぶん近くに住んでおりますので、また街で見かけたら声をおかけくださいませ。この拙い文章を読んでくださった保護者の皆さま、そして学校へ遊びに来ているみたいな奴に温かく接していただいた先生・職員の皆さま、厚く御礼申し上げます。

〜完〜



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