中国見聞録 - 上海の巻 -

003-5436i.jpg 003-5438i.jpg 003-5441i.jpg 003-5443i.jpg さて、私のおなかの調子ですが、上海に来てから壊れてしまいまして、トイレに座ったら立ち上がれず、布団蒸しになっても震えが止まらず、こりゃあ自分も病院に運んでもらわないとだめだあという状態でした。まあ、ところが何とか持ち直して、大事には至らず。でも上海ではほとんど食べられず、観光はできず、お土産は買えずでした。苦しみながら車の窓から眺めた風景は、東京のそれ以上に都会化されたものでした。一方回復した朝、ホテルの近くを散歩したら、ビルの谷間に古い町並みも残されていて、なんだかほっとしたのでした。林立するビルを眺めると、この国になんで援助をしているのかが全く理解できないです。日本より高い品物が売っていたり、緑にあふれるきれいな街に整備されていたり。中国全体の経済成長のためには一時的な格差はやむを得ないという政策だという風に聞きましたが、悩ましいもんです。国の舵取りってのは難しいんでしょうね。かりに中国の政策が大成功をおさめて、13億人(そのころはたぶんもっと多い)が経済発展を遂げたら、この地球はまだ生物を養うだけの余力があるのかしら。中国の大都会ではもう行け行けどんどんで、環境問題なんじゃそりゃって感じがして怖いんですけど。日本や欧米は、自分たちの発展の仕方が誤りだったことを早く伝えるべきじゃないかと思います。仮にできたとしても中国側は聞く耳持ってくれるかなあ。

おまけ。帰国してその翌日の晩、急激な腹痛に襲われ病院に担ぎ込まれました。おなかに大事にお土産持って帰ってきたらしい・・・


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