中国見聞録 - 蘇州の巻 -

003-5335i.jpg 003-5337i.jpg 003-5347i.jpg 次の目的地は蘇州。ここには琵琶湖の3倍もある「太湖」という湖があって、ここでも水質浄化の実験をするそうな。この辺りはとっても田舎で、私の持ってた中国のイメージにとっても近いです。人々は急いでおらず、気さくでいい感じ。外国人が珍しいのか人々は興味深そうにこちらを見ていました。

003-5340i.jpg 003-5353i.jpg 003-5362i.jpg 003-5365i.jpg 太湖では船に乗せていただき、涼しい水上を満喫。船の上で生活をする人もいるようです。こっちでの船上生活はあまり優雅な感じではないですが・・・都会と田舎とはかなり所得の格差が激しいようです。この辺りはまだよいようですが、上海などにぞくぞく出稼ぎに来る様な内陸部では、そうとう生活が厳しいと聞きました。

003-5380i.jpg 003-5375i.jpg 蘇州での夕食は、現地のエスペラント会の高校生たちとの交流。エスペラント語のできないボランティアキャンプの面々のために、彼女たちは英語で話しかけてくれるも、当方英語も理解できずにコミュニケーションとれず、情けなし・・・全然あかんぞ、日本の英語教育。だいたい英語云々の前に照れちゃって、なかなかコミュニケーションをとろうともできないんだなあ。もっともっと鍛えねば。右のトイレ前でのうれしそうな写真は、何とトイレの男マークが赤色で、女マークが青色なのだ。私もちょいと腹の具合がおかしくなりつつあって、トイレに急いで入ったのだけど、後に続いて入ったやつが男子小用便器のないことに気付いて、大便器に向っていた私をあわてて止めたのでした。用が済んで出てきたクリスティーナも大笑いの図。こんなまぎらわしいサイン表示はやめてよなあ。

003-5384i.jpg 003-5389i.jpg 003-5390i.jpg 水の都、蘇州。東洋のベニスと言われるだけあって美しい!ベニスは見たことないんだけど。蘇州の建物もこう、ちょっと繊細な感じなのが特徴だそうです。

003-5392i.jpg 003-5395i.jpg 003-5396i.jpg 003-5401i.jpg 003-5403i.jpg 003-5405i.jpg 003-5408i.jpg schooli.jpg 蘇州に新しくできた小中一貫の国立学校「星海学校」を見学させていただきました。新興工業団地の中にあり、定員2000人で先生の数が200人。設備は最高のものだということです。だって屋上に天体望遠鏡あるんだよ!左より2番目の写真、最先端のソフト会社のオフィスかという雰囲気ですが、これが職員室だそうな。とはいえ、高級私立学校(授業料がとても高い!)には設備の面ではかなわぬそう。日本でもよく知られている中国の受験熱、今回は夏休み中につき見ることはできませんでしたが、学校は勉強のみをするところで、クラブ活動やなんかはないんだそうです。そりゃあ大変だなあ。

余談ですが、この道中、通訳の方に私のことを高校生か?と聞く中国人が多かったようです。若い時分は年寄りに見られましたが、最近は逆転したみたいで喜んでたところですが、中国人の目では高校生に見えるとは・・・「とんでもない、骨太は子どもが4人いる」と説明すると、そりゃまたびっくりされて、みんなして「あんたは幸せもんじゃ」と言ってくれるのでした。一人っ子政策の中国でも子どもは何人か欲しいのではないかなあ。先日新聞で、中国の子どもが過保護すぎて肥満児が多く、体を鍛えてスリムになる訓練キャンプが大はやりだとありました。日本でも都会ではそのような傾向にありそうな気がしますけど、どないでしょ。


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