キューバ見聞録 - キューバの中学校 -

フリオ・アントニオ・メジャ中


jpeg 校長室にていきなり合唱での歓迎。振りまでついていたのだ。通訳の人が教えてくれるには、「自然を大切に」「地球を守ろう」「若者は何でもできる」といった内容の歌詞だそう。

jpeg ある教室をのぞくと、先生方がお勉強をしていました。先生は空いている時間にこうやって集まって勉強をしたりするそうです。なんかゆったりしていていいですね。日本の先生にはうらやましいのではないかしら。

jpeg 中庭にある畑。授業の中で、農業というのはどの学校でも重要な位置付けです。日本は食料自給率がこれほどまでに下がって、なおかつ誰も農業やろうとしなくて、普通高校にも工業高校にも商業高校にも行けなかった人が農業高校に行く、みたいな変な風潮の中で、そしてまじめに農業する人たちに打撃を食らわせるような安い食材が外国から入ってきて、ああ日本の将来はどうなるんでしょうか。農地つぶして工場建てて、水も空気も汚して、日本人は本当に生きていけるんでしょうか。脱線しました。でも大事な問題ですよね。

jpeg jpeg jpeg 授業の風景。製図の授業のようです。私も中学生のとき美術の時間にやりました。ここでも授業スタイルは日本のものとはあまり違いがないように思います。ただ、生徒の目は死んでません。

jpeg 生徒たちが作ったレポートが展示してありました。やはりスペイン語で書いてある中身が読めなくて残念でしたが、立派そうなものでした。

jpeg jpeg jpeg キューバの人はみな笑顔がすてきです。目が合うと、声をかけてくれたり、微笑んでくれたりします。私が中学生の頃は、あまり知らない人と目を合わせないように無意識にしてたような気がします。今でもかな?ここでは怖い中学生や陰鬱な中学生にはお目にかかれませんでした。みんな気さくでかわいい!



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