Instituto Preuniversitario Vocational de Ciencias Exactos "Vladimir Ilich Lenin"）

　ここはハバナの理系エリート校。憧れの高校なんだそうです。左の写真がキャンパスの模型。ものすごく広大です。この模型は建物周辺のみ。自然公園の中にあるので、この周りは全部緑・・・・。各展示室には担当の学生がいて、それぞれ説明してくれました。左の写真の子は学校の歴史など概要を、右の写真は科学の展示室です。学生たちの作品や剥製、標本、模型などが並べられています。高校生だと英語が通じて、少し会話ができました。

　左は、植物から薬品を抽出する研究。キューバの医薬品技術レベルは高いと聞きました。真ん中は人体の細胞やDNAなどの概念をあらわした模型。これも学生の作品。右はカストロ議長が釣り上げたカジキの剥製。

　こちら校長先生。今回訪問した学校で唯一の男性校長でした。新聞記事に書いたとおり、女学生とほっぺでチューした、うらやましい方です。いい感じのおっちゃんでした。（あんまりエリート校の校長っぽくないところがいいですね）

　左がコンピュータールーム。パソコンはたくさん並んでいますが、インターネットにはつながっていません。予算の問題もありますが、不健全な情報がインターネット上では氾濫しすぎているということも理由のようです。大学からは、ネットを自由に見れる環境になるそうです。また、実験用機材はニ十数年前のものがいまだに現役。これは驚くべきこと。物を大事にする国民です。そういえば、街角での車もそうでしたが、学校でもあちこちペンキ塗りをしてました。補修しながら大事に大事に。見習わなきゃいけませんね。

　左と中の写真は学校からの風景。こんな自然のど真ん中に高校があったら、変な誘惑がなくていいかも。といっても街の真ん中でもそれほど誘惑があるわけでないですが。

　校舎の反対側で掃除をしている学生と目が合いました。やっぱり反応してくれます。こりゃうれしいですね。病み付きになりそう。